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    • 2016.10.09 Sunday
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    例えば出遭った頃は対立を覚えていた関係でも、いつしか打ち解けていくことがあるように

    互いを想い合っていた二人が、いつしか疎みあうようになることもあります。


    人と人との関係は、簡単に永遠など誓えるものではありません。



    だからこそ臆病になる。
    かと思えばその瞬間の感情に任せたり、冷静に時間をかけて、距離を埋めようとする。


    写真を遡れば、今ではもう撮ることの叶わない被写体が。


    もうレンズ越しにも、私には笑いかけてくれないでしょう。
    この面子で、あの場所に立つことはないでしょう。


    そんな確信にも何も思わない私は、冷たいのでしょうか?当然なのでしょうか?



    今ある関係を、愛したいのです。
    だからこそ私は、瞬間を写真に収めるのでしょう。


    壊れないように、忘れないように

    私があなたの隣に在ること、それをあなたが何の疑問にも思わないことが、どれだけ私を安堵させるでしょう。




    平和主義者ではないし
    善人でもない。
    才にも容姿にも恵まれていない
    平凡すら下回るような私を
    輪に引き込んでくれる
    手を差し伸べてくれる
    声を掛けてくれる
    そんな世界なのに、どこまでも恵まれているのに


    それでも足りないと嘆き、目に見えないものを渇望し、恐れを抱き、今更になって自身の無力さを自覚し、何もかもを喪ったと錯覚する。





    あなたは今、隣に在るけれど
    それは当然でもなければ永遠だという確証もないし、そんなことはありえないことなの。


    明日は憎み合うかもよ
    数年先にはもう、会うこともないかもよ



    だから今、ゼロ距離にあなたがいることを、しっかりと認識しなくては。

    手を差し伸べられたなら、私も恐れず手を伸ばす。




    当然などと思わないで
    永遠などと思わないで
    永遠の保証が無いことを、恐れないで。



    大丈夫 別れが例え少しばかり哀しくても
    記憶にしてしまえば、それなりに笑えるようになります。





    そして、もしかしたらさらに時が経てば、もう一度関係が築けることもあるかもしれない。


    そうこっそりと期待しながら。

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